1998年9月19日
ビデオカメラをお持ちの方は多いと思いますが、私もようやく購入しました。
それまで、ビデオを欲しいと思っていたのですが、購入することはありませんでした。
その理由の一つが、VHSがはびこっていたことにあります。
ご存知の方も多いと思いますが、VHSが出る前から、βマックスという規格がありました。
それに対抗する形で、日本ビクターからVHSという規格が出され、各社がそれを採用し、βマックスを駆逐するに至りました。
メーカの自由競争による結果だと言えばそれまでなのですが、VHSは後発であるにもかかわらず、βマックスと比べ、多くの面で技術的に劣り、かつ、カセットのサイズが大きいというものでした。
VHS陣営の松下電器産業などは、カセットのサイズが大きいのを良いことに画質を犠牲にし、長時間録画できることを売り物にしてβマックスを潰したのです。
その後、8mmビデオが開発されると、今度は各社協調して規格を揃えてくれると思いきや、大手の松下電器産業(8mmを開発していたし、KODAKにOEM供給していたのは広く知られるところです)等は、VHSの箱を小さくしただけのVHS-Cを出してきて、またまた混乱させてくれたのです。
それから、また年月が経ち、今度はDigitalVideo(DV)の登場となりました。
今度は、SONYも松下電器産業も共にDVを出していますから、複数規格による混乱は起きない事が期待できます。
もうそろそろ大丈夫かなと思えたのと、SONYから、私にとって魅力的な、3CCD、光学式手ぶれ補正、静止画録画対応のDCR-TRV900という製品が出ましたので、早速購入に至った次第です。
ただ、1つ気がかりな事があって、DVには他の機器と画像のやり取りをするDV端子というのが付いているのですが、SONY以外のは機能が制限されているようなのです。
松下電器産業の子会社である松下インターテクノという会社が出しているDVキャプチャカードで完全対応しているのが、SONY製品だけで、松下電器産業製のDVは一部対応でしかないのです。
このあたりの違いが、消費者を混乱させる事に繋がらなければ良いのですが。
1998年7月27日
Windows98
1998年7月25日に日本語版のWindows98が発売されました。
当初は、Windows98の購入を控えようと思っていました。
しかし、発売の1週間前にWindows95の稼動していたパーソナルコンピュータのディスクが壊れてしまい、再インストールの必要に迫られました。
そこで、この際なので、Windows98を入れてみました。
WIndows95からのアップグレードでも良かったのですが、英語版では色々問題があると報告されていることや、再インストールの際にもWindows95のディスクが必要になるのが嫌だったので、通常の製品版を購入しました。
現在、私の所には、Windows95のライセンスは4つあり、パーソナルコンピュータも4台あるのですが、2台は、FreeBSDで稼動しているので、2つライセンスが余っています。(プレインストールのWIndows95を購入したのはノート型パーソナルコンピュータだけで、他は別途購入しています。)
今回、Windows98の製品版を購入し、また、Microsoftに高額な御布施をしてしまいました。
ところで、私は、IOI(abaptec)のSCSIコントローラにCD(PD)-ROMドライブを接続しているのですが、Windows98のインストールフロッピーでは、このSCSIコントローラをサポートしていないらしく、そのままではインストールできませんでした。
仕方がないので、インストールフロッピーに、IOIのSCSIコントローラのドライバを入れ、config.sysをそれなりに書き換えてようやくインストール開始にこぎつけました。
私の場合、Windowsの動くパーソナルコンピュータをもう一台持っていたのでこのような事ができましたが、初めて組み立てた人がWindows98をインストールする場合、大変なことになると思いました。
さらに、そのSCSIカードにはフィルムスキャナとフラットベッドスキャナが繋がっているのですが、どうも、それらを繋げたままWindows98のインストールを行ったのが悪かったようでして、インストール終了後、Windows98を起動したら、青い画面になってエラーが出たまま先に進みませんでした。
SafeModeでは起動しましたので、ドライバが悪いのではないかと思い、スキャナ類を外して、また一からインストールをやり直したら今度はうまくいきました。
また、実は、会社では、7月24日にMSDNとしてWindows98を入手したので、Windows95からのアップグレードで入れてみたのですが、ISAのLANカードをうまく認識せず、Windows98をインストールした後、ドライバを外し、再度、ドライバをインストールしなければなりませんでした。
いつもの事ですが、Microsoftのは、再起動ばかりさせてくれて、インストールに要する時間の中で、再起動に要する時間がかなりの時間を占めているのではないかと思えてしまいます。
いつもながら、Windowsのインストールは大変です。
私は、一応、Windwos98というのはWindows95のバグ修正+αと考えていますので、これに期待するところは、多少の安定性とUSBが使えるようになった事です。
インストールしてからまだ日が浅いのでまだ何とも言えないところですが、2日間の稼動で、OSごと止まったのは、まだ1回しかありませんので、まあまあかなというところです。会社で使用しているWindowsNTサーバも月に1度位は止まるので、Windows98ごときでは仕方が無いでしょう。ちなみに、家でサーバに使用しているFreeBSDですと、数ヶ月間連続稼動していてもOSが止まった事はありません。もっとも、動かしているアプリケーションの内容が違いますので、比較できないとは思いますが。
1998年2月22日
遅ればせながら我家もOCNエコノミーに接続し、常時接続となりました。
1996年4月にNTTがこのサービスを開始したのですが、私の住んでいる地域は大阪府下でも田舎なのでようやく1998年2月10日からのサービス開始となり、ようやく接続する事ができました。
これに伴い、この私のWWWのページも、今まで外部のレンタルサーバに頼っていたのを、家のサーバに持ってきました。
これまでは、使えるディスク容量が25MBしかなかった(とは言え、20MBしか使っていませんが)のが、2GB程度なら平気で使えるようになりました。
ご存知のようにOCNは、最大128kbpsの通信速度ですが、NTTの局内では24本をまとめて128kbpsでフレームリレーで繋ぐそうで、回線としての速度保証はしていません。
そのため、かなり遅くなる事が考えられます。私のページをアクセスして少々遅くても待って下さいね。(今のところは、ユーザ数が少ないのか、ほぼ、128kbpsに近い速度が出ているようです。)
サーバは、適当に部品を購入して、自分で組み立てたパーソナルコンピュータにFreeBSD2.2.5をインストールして使用しています。
一応、サーバなので、UPS(無停電装置)を入れてありますので、ちょっとした停電程度なら大丈夫だと思います。
但し、CPUは消費電力の多いAMDのK6 233MHzを使用しており、発熱が心配ですので、低消費電力のK6が出たらすぐにでも取り替えたいと思っています。
ちなみに、このサーバは、IntelやMicrosoftといった準独占企業の製品をなるべく使わないようにしています。(マウスはMicrosoft製ですが。)
物理的な回線の工事は2月9日に終了したので、早速使ってみたのですが、どこにも接続できず、最初からくじけそうになりました。(ルータ自体は回線に繋がっていたようですが、IPレベルでの接続ができませんでした。)
でも、翌日には繋がりました。本当にサービス開始日は2月10日だったんですね。
今度は、繋がる事は繋がったものの、繋がって通信が開始するまでが異常に長かったのです。
原因はDNSを設定していなかったため、ドメイン名の検索に時間がかかっていたようです。(というよりも名前の解決ができない事がわかるまで待っていたんですね。)
DNSを設定し、JPNICの登録を変更して、通信をすんなりできるようになったのですが、今度は、メイルが受信できなくなってしまいました。
私宛にメイルを送って下さってエラーメイルが返った方がおられるかもしれません。申し訳ありませんでした。
原因は、メイルの設定をさぼっていたためです。ちゃんと設定したら直りました。
最近、本業が忙しく、休みの日も出勤や所用が続いたのでなかなか設定を行う事ができませんでしたが、ようやく、なんとか稼動するようになりました。
回線が繋がってから、徐々に設定をしていけば何とかなると安易に考えていたのが悪かったようです。
このような回線に接続する時は、事前にちゃんと設定を済ませておいた方が良いみたいです。
今後も、休みの合間にメンテナンスを行うので、時々、止まってしまう事もあるかもしれませんが、どうか、ご容赦のほど、お付き合い願います。
1997年12月30日
今年も残りわずかとなりました。皆さんにとってはどのような年でしたでしょうか。
私の場合、鉄道模型では、8月の運転会で車輌落下事件があったり、11月の運転会では車輌足蹴り事件があったりしましたが、12月には、久しぶりに「とれいん」誌に私の車輌(と私の顔写真)が掲載されました。(これも、編集に手違いがありましたが)
コンピュータに関しては、AMD K6を手に入れてからというもの、マザーボードを色々買い換えてみたり、グラフィックカードを入れ替えたりしましたし、久しぶりにノートPCも購入して結構な出費となりました。この状況は来年も続きそうです。
来年も宜しくお願いいたします。
私のホームページを作ってから2年以上が経過しました。現在のURLになってから約1年半が経過しました。
鉄道模型のページにアクセスカウンタを設けていますが、あの値はそれほど信頼できるものでもなさそうなので、アクセスログから、私のページのアクセス集計を行ってみました。
一日単位でアクセスされたサイトの数を数えています。1日に同じサイトから複数回アクセスがあっても1回と数えているため、実際にアクセスされた回数よりも若干少な目の値になっているかと思われます。
また、時々、アクセスログが欠落していることもあります。
日毎アクセスサイト数
この図からはよくわかりませんが、土曜、日曜はアクセスが減少するようです。
多くの方々は職場からアクセスされているのでしょうか。
アクセス向上関係のページを見ると個人のページでは100回/日程度アクセスしてもらえるのが成功か否かの境らしいので、私のページは最近になってやっとボーダラインにさしかかったといえます。
月毎アクセスサイト数
昨年も今年も10月がピークで年末はアクセスが減少しました。
しかし、それ以外はおかげさまでアクセスが順調に伸びているようです。
サイト数累積
SSIを使ったアクセスカウンタでは50,000を超えていましたが、この集計では40,000弱でした。
データ転送容量
送出されたデータの総容量です。
すでに2GB近くもデータが送られたんですね。
森井 義博 (Morii Yoshihiro)